私はスーパーで4年半、レジの会社で2年ほど働いた経験がある。
なのでスーパーの事情には多少詳しいのだが、
ここ10年ほどでチラシに対する考え方が変わってきた。
きっかけは、ポイントカードで顧客購買分析が
できるようになってきた事だ。
90年代までは、スーパーもチラシをドンドン打てば
それなりに来店者数が増え、売り上げも上がっていた。
だから集客に困ると、とにかくチラシを入れればいいという事で、
週2回のチラシと、緊急速報的なチラシを入れたりしていた。
ところがポイントカードなどを発行して、
POSデータ(レジデータ)で顧客購買分析などをしてみたら、
それはあまり利益になってないって事が分かってきた。
顧客購買分析というのは、会員のPOSデータを元に、
誰がいつ、どんなモノを買ったのかということを分析する方法だが、
それをやってみた結果、特定のパターンが分かってきたわけだ。
というのも、実は遠くから車やバスに乗ってやってくるお客は、
来店頻度が週に1回程度で、決まった曜日に来るんやね。
一方、スーパーの近くに住んでいるお客さんは、チラシに関係なく
週に2〜3度ペースで来店して買い物してたんやね。
お客さんにはお客さんの来店パターンや購買パターンがあるので、
無理にチラシを入れて売り上げを上げようとしても、
販促費の無駄遣いになっている事が多かったわけだ。
特売商品や見切り商品だけを狙ってやってくるお客の事を、
「
チェリーピッカー」なんて呼ぶんやけれど、
チラシでそう言うお客さんを呼び集めても、
お店に利益をもたらさないって事が分かったんやね。
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