言うまでもなく、お店を存続させてくれるのは、
「お得意様」である。
「お客様は神様です」という、
三波春男さんの言葉は有名だが、
飲食店やサービス業では、
お客様全てが神様だというわけではない。
スーパーなどで、超特売商品や、
見切り品ばかり買って帰るお客さんのことを
「チェリーピッカー」などと呼ぶが、
こういうお客さんは、残念ながら神様ではない。
スーパーのチェリーピッカーの場合、
あまり他のお客さんに迷惑はかけないから、
大した問題ではない。
が、飲食店などのサービス業では、
クーポン券などを捲いたときだけやってきて、
食い散らかして帰るようなお客さんは、
既存のお得意様を減らす原因になりかねない。
「よし今日は、あの店で一杯やるか」と言ってみたら、
クーポン券を片手に大騒ぎしている連中が
退去して席を占拠していたら、
「こんな店、もう二度と来るか!」
と言うことになりかねない。
チェリーピッカーは、いくら集めても、
結局お店に利益をもたらさず、
かえってお得意様を失いかねない危険な存在だ。
だからそういうお客さんを集めずに、
お得意さんになってくれるような人を
狙って集客することが必要になる。
飲食業にとっては、「一見さんは、お客じゃない」。
「お得意様が、神様」なのだ。
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店のこだわりを言葉にせよ