想像力をふくらませるチラシの文章?

ザ・コピーライティングに載っているジョン・ケープルズのオススメコピー13のタイプ。

 

前回は3つのパターンを考えた。

 

その三つとは…

(1)単刀直入なコピー
見出しで商品をハッキリ説明して、すぐにオファーを書くパターンのコピー。

 

商品そのものの魅力や価格訴求力があれば、これだけでも売れるというパターン。

 

(2)エピソード(教訓)からオファーにつながるコピー
最初に失敗談を紹介し、これさえあれば失敗しなかったかも、と言う感じで試用オファーにつなげるパターンのコピー
(3)You and Meパターン
生産者や製造者が、生産や製造に関わるエピソードを語り口調で語り、その商品のすばらしさを充分理解してもらった後に試供品のオファーなどをするパターンのコピーというものだった。

 

さて今回は(4)想像力をふくらませるコピーということだが、なんとまあ7年間も同じコピー一本で集客できたというコピーがある。

 

どういうものかはテキストを見てもらうしかないが、見出しはこうなっている。

 

A wonderful two years' trip at full paybut only men with imagination can take it.
「2年間の素晴らしい旅行に出かけませんか、収入はそのままで。

 

ただし想像力がある人に限ります。

 



「想像力」というフィルターで見込み客を絞る

ザ・コピーライティングのテキストに載っている7年間も変わらず効果があったチラシのコピー。

 

それはこういう見出しで始まっている。

 

「2年間の素晴らしい旅行に出かけませんか収入はそのままで。

 

ただし想像力がある人に限ります。

 

」その後には、「10人に1人しかこの講座に魅力を感じないでしょう」「あとの9人にとっては、ただの通信講座にすぎません」「10人のうちのたった1人だけがその想像力を持っています」と言う風に続いて、通信講座の広告って事がわかる。

 

  • 2年間の通信講座
  • 仕事は続けたままで受けられる
  • 10人のうち1人にしかわからない価値
という風に、概略が遠回しに説明されているわけだ。

 

で、この後はどういう風に講座が進んでいくのか、想像させるような文章が続いていく。

 

「あなたはまず荷物をまとめ、ニューヨークに旅立ちます」「ニューヨークであなたはまず、アメリカ最大の銀行の頭取に会い、多くの銀行家たちに会い、銀行の仕組みを理解するのです。

 

」→ここでまず、金融や銀行とのつきあい方を学ぶということかな。

 

「次に巨大な販売組織を持つ企業家たちのオフィスを訪れます」「あなたはここで彼らの仕事を学びます」→次は流通や販売や経理について学ぶと言うことかな。

 

最後は、「この全ての旅行をするのに2年間の年月が必要になります。

 

この旅行が終わった後に、あなたの収入は…」と言う風に講座を受講した結果、ビジネススキルが上がって収入が増えることをイメージさせて最後に無料オファーか割引クーポンのお知らせになる。

 

でもなぜこの広告、7年間も繰り返し使われたんだろう?NEXT:お客を選ぶ・成功客を集めるフレーズ


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