クーポン券は、集客に効果あり!

飲食店では、新規顧客を集めるために、クーポン券を配ることが有効だ。

 

チラシでも何でも、最初はとにかくクーポン券や金券をばらまいてお客さんに足を運んでもらう必要がある。

 

中華料理チェーンの「餃子の王将」なんて、昔からとにかくタダ券や割引券を配りまくって集客している。

 

お勘定をすませた後も、時期によってはクーポン券を手渡される。

 

顧客名簿を集めにくい飲食業では、こうして新規顧客を集めるしかないって事だろう。

 

幸いそれでも王将が売上高を維持できているのは、王将の料理のボリウムと価格が若者や家族連れに支持されて、リピーター獲得につながっているってことだ。

 


クーポン券乱発は、劇薬

王将がタダ券などをばらまけるのは、チェーン店だからこそ、できることなのかも知れない。

 

ある場所でばらまいたタダ券は、王将なら発行店以外でも使えるから、他の店の集客にもなる。

 

だがしかし、小さなお店では、クーポン券や金券の乱発は気をつけないといけない。

 

というのはクーポン券や金券を乱発していると、単価の安いお客さんばかり集めてしまうことになるからだ。

 

そしてそれは、せっかく贔屓にしてよく来てもらっているお得意さんを、損した気分にさせる。

 

クーポン券を手にした新しいお客が、安い値段で食い散らかして帰っていく。

 

これでは自分が大事にされていないと優良顧客に思われてしまう。

 

そこで優良顧客を失ったら売り上げは落ちてしまうし、お店の存続にも影響が出る。

 

クーポン券などを使うときには、既存顧客にもきちんと便宜を図る必要がある。

 

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