参考にするチラシを集めよう
チラシに使うコンテンツ(材料)集めはいんな人に原稿を依頼すればよい。
どういう情報が必要かをハッキリさせて、それを依頼したら、次はどういうデザインにするか決める必要がある。
しかし何もないところからデザインをするのは難しいので、何か参考になるようなモノを探して手本にする。
そのために必要なのが、チラシ集めである。
競合他社のチラシ、他業種のチラシ、そういうモノをたくさん集めて、ターゲット顧客が手に取りやすく、内容が読みやすいチラシを手本にする。
また折り込み広告に入れる場合は、他の広告に紛れてしまわないことを重視しないといけない。
狭い地域でも、折り込み料というのは10万円以上かかるから、他の広告に紛れて隠れてしまうようなデザインでは、お金の無駄遣いと言うことになってしまう。
その地域の広告のほとんどがフルカラーなら、赤と黒の二色刷りを手本にするとか、ゴテゴテと色んな事が載っているチラシが多いなら、できるだけシンプルなデザインのチラシにするとか。
チラシをたくさん集めてみて、その中から他に紛れていないモノを選べばいい。
コンテンツの配置を決めよう
チラシは基本的に、裏表とも、両面に情報を盛り込む必要がある。
ゲリラマーケティングの本などを読むと、チラシやビラとパンフレットは別物であるらしいのだが、関心を持っている人は詳しい情報を欲しているので、すっきりしたデザインの中にも、必要な情報はしっかり盛り込みたい。
B4サイズの両面四色カラーのチラシなら、かなりの量の情報が盛り込めるので、とにかくたくさんのコンテンツを集めることが重要になる。
コンテンツ・材料としては、前回も載せたが
- お店や営業所の地図と電話・FAX番号、
- お店や営業所の入口や中の画像
- 扱っている商品やサービスの情報
- 実績やお客様の声
- 商品やサービスに対するこだわり
- 自社の商品やサービスを選ぶ理由
- 従業員の紹介
- 従業員のこだわり
- 従業員の趣味、最近の出来事
これらをチラシのどの部分に配置するか、手本にするチラシを見ながらB4のコピー用紙などに鉛筆でラフスケッチをしてみるとよい。
いきなりパワーポイントやパブリッシャーなどでチラシを作り始めても構わないが、使い慣れていないと操作が面倒だし、アイデアもまとまらない。
ツールを使う練習はやっても良いが、結局こういう手書きの作業の方が効率的だと気づくはずだ。
そうして何枚かラフスケッチやラフデザインを作ってから、ツールで簡単なチラシを作ってみればよい。
その時点で他の人に見せて、意見を求めるといい。
NEXT:チラシに使う画像の調達法