チラシの反応率を上げるには
チラシを播くのは、集客のための作業である。
なのでチラシを播いたら、何らかの反応が欲しいところ。
なので、チラシの反応率を上げるための工夫が必要だ。
チラシの反応率を上げるための工夫として、確実なのは無料サービスだ。
飲食店などの場合、クーポン券や割引券は必須と言ってもよい。
これがなければ、単なる紙切れになってしまう。
今や東京でもメジャーになった京都の「餃子の王将」も、とにかくタダ券や割引クーポン券を配りまくっている。
私は京都に20年近く住んでいたのだが、「餃子の王将」は、本当にもう配りまくっていた。
餃子一人前のタダ券と、他の料理の割引券がセットになっていたり、ビールの割引券やソフトドリンクなどのタダ券がセットになっていたり、いろんなパターンがあったが、とにかくたくさんあった。
飲食店のタダ券やクーポン券は、ホントに集客力がある。
飲食店チラシには、クーポン券は必須
京都の「餃子の王将」と言えば「ジャンボ餃子」だ。
好き嫌いはあるだろうが、腹ぺこヤング(?)には絶大な人気がある。
これがタダ券で食べられるというので、学生になりたての頃はホントによく行った。
クーポン券があれば、200円前後の餃子が余分に食べられる。
これはホントにうれしかった。
サービスセットなども、餃子が付いていて単品の餃子をつけるよりもお得だったので、必ず食べていたものだ。
こういう風に、その店の象徴的メニューを食べてもらえるようにするというのは、飲食店では必須の戦略だろう。
私などは王将の戦略通り、王将に行けば餃子を必ず食うと言う事になっている。
そういうわけで、飲食店のチラシには、クーポン券は必須だ。
奥さん連中は、こういう「言い訳」がないとお店には来れない事も多いので、その店の特徴的なメニューをクーポンで安く食べられるように、チラシには必ずクーポン券をつける必要がある。
業態にもよるが、季節の野菜などは時期によって安く手にはいるわけだし、そう言うときは、そういう旬のモノを使った料理を100円引きで販売し、チラシには半額クーポンをつけるなど、工夫が必要だろう。
クーポン券の有効期限も、「●月いっぱい」という風に、月末で区切るとお客さんにとって分かりやすい。
「●月▲日まで」という期限の付け方では、お客さんが期限後にクーポンを持ってきたとき、ガッカリさせてしまうので、逆効果だろう。
ただ、割引だけでは集客力が弱いので、タダ券も一つは欲しいところだね。