チラシのレイアウト

チラシの大きさや色について学んだら、次はレイアウトだ。

 

レイアウトというのは簡単に言うと、記事の配置だ。

 

チラシのどこに見だしを持ってくるか、どこに画像を持ってくるか、どこに伝えたい事を書くか、そう言った場所決めがレイアウトだ。

 

ホームページのレイアウトなどは、よくZ型にすると良いと言われる。

 

これはホームページを見るときに、スクロールバーを使うからだ。

 

スクロールバーとは、ブラウザの右側に付いているページ送りのバーだけれど、これを動かさずに見れる範囲に、言いたい事・伝えたい事をまず載せないといけないと言う話だ。

 

しかしチラシの場合は、どこから見るかは人による。

 

最初に右側から見る人もおれば、左から見る人もいる。

 

縦書きか横書きかでも、これは変わってくる

 

縦長のチラシか横長のチラシかでも、変わる

 

たとえばマンガの場合は文字が縦書きで、右から読むので右斜め上から左斜め下方向に目線が動くという。

 

一方、横書きの書き物だと、左上から読み始め、左半分だけZ型に見ていく場合もあるし、用紙の大きさが小さめなら、右端までずっと見る場合もある。

 

スーパーのチラシなどは、紙を横長に使って、日替わりのお薦め商品はたいてい左側の上から順番に右に載っている事が多いね。

 


レイアウトや配色は、変えない方が良い

チラシレイアウトには、いろんなタイプがあるが、定期的にチラシを入れて集客するのであれば、レイアウトや配色はあまり変えない方が良い

 

広告を作る側は、毎日同じようなレイアウトで作っていると、だんだん飽きてくるのだけれど、見やすいレイアウトというのは、そんなにパターンがないので、変えると一気に反応が悪くなったりする。

 

「商売は飽きない(商い)」と言うように、一定以上効果のある事は飽きても何度でも繰り返さないといけない。

 

なので反応の良いチラシのタイプが見つかったら、それをスタンダードに採用して、変更は最小限にする必要がある。

 

広告を2タイプ作ってみて、別の地域に広告を入れてみて、反応を比べる事も必要だが、一定以上効果が見込めるタイプがあるなら、それをベースにしないといけない。

 

チラシを見るが分からしてみると、不動産のチラシはこういう感じ、スーパーのチラシはこういう感じ、ドラッグストアのチラシはこういう感じ、、、という風に、業態によってチラシに先入観を持っている。

 

だからスーパーが突然ドラッグストアのようなチラシに変えたら、スーパーの情報を探している人の目にとまらないなんて事も起こる。

 

あまり突飛なレイアウトは、そう言う事があるので避けた方が良い。

 

まあ、色々やりたくなるのも確かなんだけどね。

 

NEXT:スーパーのチラシは減る

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