効果的な訴求ポイントとは
訴求ポイントというのは、見込み客が購入する動機付けである。
お客さんがなぜこの商品やサービスを購入した方がよいのか、購入した後はどうなるのか、そういうことを説明するのが訴求と言うことである。
テキストには次のようなことが効果的な訴求ポイントになるとある。
- 収入を増やす事につながる
- お金を節約することにつながる
- 退職後の生活の安定が期待できる
- もっと健康になれる
- 医療費の対策になる
- 老後の安心につながる
- 仕事やビジネスで成功できる
- 名声や人気を得ることが出来る
- 喜びにつながる
- 家事が楽になる
- 余暇が増える
- もっと快適になる
- 脂肪を減らす
- 心配事から開放される
- みんなと同じ事が出来る
訴求ポイントはターゲットにマッチしていないといけない
テキストにはリストのこの順番が一体何を意味するのか説明されていない。
なのでなぜこのような順番になっているのかは推測の域を出ないのであるが、おそらくは効果的なモノから順番に並べているモノだと思う。
と言うのも上の方は金銭的なベネフィットであり、次が健康、そして人気や名声、生活の快適さがベネフィットになっている。
つまりお金に関するベネフィットが一番強く、お金の心配があまりなければ、次は健康が気になり、お金も健康も大丈夫なら、人気や名声、生活の快適さが求められるということだろう。
ただしこの訴求ポイントというのは、万人に通用するものではない。
たとえばお金と健康を天秤にかけたとき、若い人は健康よりもお金を取るかも知れないが、年を取ってくるとお金より健康の方が重要だったりする。
若い人にとって時間や健康は有り余っているが、年寄りには時間も健康も限りあるモノだからである。
十分に収入がある人にとっては仕事より余暇が欲しいし、逆に仕事もお金もない人には余暇なんて欲しくもない。
毒舌芸人の有吉さんなどは、来る仕事は都合が付く限り、全部引き受けていると言うが、それは何年も仕事がない時期を過ごして、仕事をもらえることに感謝しているということだろう。
なので効率的な訴求ポイントであっても、実際に効果があるかどうかはやってみなくては分からない。
広告を見る人の欲求と訴求ポイントがマッチして初めて、売り上げがドンドン上がると言うことが起こるわけだ。
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