チラシの書き出し(1)ハッとする事で書き出す

リーダーズ・ダイジェストに学ぶチラシやセールスレターの本文の書き方

 

テキストによると次の6つの型があるという。

 

  • ハッとすること
  • ギョッとすること
  • ニュースネタ
  • 予告
  • 引用
  • エピソード
「ハッとすること」と「ギョッとすること」の違いは、よくわからないが、どちらも確かに人の好奇心を誘うパターンであるのは確かだ。

 

ただし「ハッとすること」というのは「(読み手が知らない)新情報」だから、新情報タイプの見出しとセットでないといけないかも知れない。

 

試しに少し作ってみる。

 

口臭にご注意!口臭の原因は口だけはありません。

 

(見出し)

(本文)もしかするとあなたは、口臭の原因は口の中にあると思っているかもしれません。

 

しかし実は口臭の原因・出所は、3つもあるんです。

 

まず一つ目は…

「口臭は口の中だけが原因だと考えていた」→「ハッ!」
水虫は、家族にもうつります。

 

(見出し)

(本文)もしかして水虫は、自分だけの問題だと思っていませんか?しかし水虫は、家族にうつってしまうんです。

 

たとえばバスマット。

 

バスマットをこまめに取り替えなければ、水虫の原因菌は他の家族の足にもつきます…

「水虫は自分だけの問題だと思っていた」→「ハッ!」これは水虫をお持ちの家族がいる場合は「ギョっとすること」になるのかも知れない。

 

つまり同じコピーでも読む人の立場によって、「ハッとすること」「ギョッとすること」が違うって事だね。

 



チラシの書き出し(2)ギョッとすることで書き出す

リーダーズダイジェストの見出しの型その2は「ギョッとすること」だそうだ。

 

ハッとするというのとギョッとするというのは、何が違うかというのは難しいし、さっきの水虫の例では読み手によって変わる。

 

だからハッとする事というのは「あ、言われてみれば確かに!」と言う感じで、ギョッとする事というのは、「え、ウソ、ホント?ヤダー!」という事かも知れない。

 

まあチラシやコピーを書く場合は、どっちになっていても良い訳なので、あまり峻別する必要もないだろうけど。

 

ということで、ギョッとするような文章を考えてみる。

 

放射能と上手くつき合おう(見出し)
(本文)原発事故の影響で、放射能に過敏になっている人が多いようです。

 

でも毎日食べている果物や野菜にも、放射能があるってご存じでしたか?たとえばバナナやジャガイモ、ナッツを食べると、放射能(放射性物質)をたくさん取り込むことになります。

 

これは野菜や果物に多く含まれている「カリウム」というミネラルが原因です。

 

実は地球上の放射線の3分の1は、カリウム40という放射性物質が原因で…

原発事故で放射能の情報が飛び交ったおかげで、放射能が怖いものだと認識した人も多かったようだ。

 

でも実際は原発の事故が無くても我々は放射線にさらされて生活していて、それが普通なんですね。

 

だから安い放射線測定器が出回って、個人でいろいろ調べてみると、あちこちから高いレベルの放射線が出ていることがわかって大騒ぎ。

 

中には「ゼロベクレルの食事の作り方」などという全く不可能なことまで特集されていたりして。

 

顔のお手入れ、薬剤にはご注意!
(本文)人の顔には、ダニがたくさん住んでいるってご存じでしたか?皮脂腺、つまり毛穴の中には、俗に顔ダニと呼ばれるダニが6~8匹いて、副腎皮質ホルモン剤などを塗ると、異常増殖して皮疹(ひしん)を作ることもあります。

 

こっちは顔ダニの話でギョッとする文章を作ってみました。

 

「え、ウソ、ホント?ヤダー!」と女の子が言いそうな感じになりましたかね?NEXT:【チラシの書き出し】ニュースネタで書き始める


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