チラシに入れてよい画像、ダメな画像
目を引くチラシ、3秒で捨てられないチラシ。
そう言うチラシを作るには、画像で目を引くと言うことも重要だという。
だがしかし、目を引けば何でも良いかというと、そう言うわけでもない。
目を引く画像としてテキストでは、
- 商品そのものの写真
- 商品を使っている女性の写真
- 商品を使って得られるモノの写真
- 商品やサービスを使って夢を実現したときの写真
- 商品の拡大写真
- ドラマチックな写真
いずれもそのチラシや広告で売ろうとしている商品がらみの画像であり、それ以外をイメージさせる画像はダメだという。
というのもチラシや広告の効果を測定する以前は、男性の目を引くには女性だと言うことで、商品やサービスに関係なく女性の画像を入れていたらしい。
ところが実際に広告の効果測定をしてみると、女性の画像を入れると興味は持たれるが、売り上げや問い合わせは増えないと言うことだ。
また女性の何かがもらえると思ったり、女性とデートできるのかと思って、チラシを読まずにお金を送ってきた人までいたという。
チラシや広告の目的が売り上げアップであれば、いくら目を引きやすいからと言って、売り上げにつながらない画像で目を引いても仕方がないって事だな。
ターゲットと同じ性別・年齢の人をモデルにする
チラシに画像を入れるのは、あくまでも見込み客の目を引くためである。
見込み客の、と言うところが肝心であって、見込みのない客の目をいくら引いても売り上げアップにはつながらない。
たとえば男は女性の写真に目を引かれるので女性の写真をたくさん載せればいいかというと何のチラシかわからなくなって効果がない。
テキストには目を引くヴィジュアルとして次の例が載っている。
- 花嫁
- 赤ちゃん
- 動物
- 有名人
- 奇抜な格好の人
- 変わった状況の人・けが人など
- 現実離れしたシーン
- 大惨事・事故のシーン
- 報道写真
- クリスマスなどの季節モノ
またターゲット顧客が性別で違うなら、男性に売る商品なら必ず男性の写真が必要で、女性に売る商品なら必ず女性の写真が必要だという。
もちろん風俗関係のチラシなら、男性の写真より女性の写真のほうがいいのだろうが、同性の写真が載っていないと、自分に関係ないチラシや広告だと思って捨てられてしまうのだ。
目を引くヴィジュアルは重要だけれど、あくまでも商品がらみでないと効果はないと覚えておこう。
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