ロイヤルカスタマー戦略とは

無料オファーや割引クーポンなどを出す場合、前もってお得意さんや常連さんに、同等以上のサービスを行っておく必要がある

 

売り切りタイプの商品の場合は、特にそう言う事が必要でもないだろう。

 

が、美容院やエステ、学習塾と言ったサービスでは無料オファーや割引クーポンのお客で、騒々しくなったりうるさくなったりして、常連客に嫌な思いをさせかねない。

 

そのためにはクーポン利用者の利用時間帯を、お得意様の利用時間帯と別にするとか、チラシや広告を出す前に、お得意様や常連客を対象に、「日頃のご愛顧を兼ねて」特別なサービスを行っておくべきだろう。

 

チラシを打って集客する時期というのは、毎年決まった時期になるはずなので、その少し前にはお客様感謝の催しを打つようにすればよい。

 

こういう場合は、お得意様には思い切って無料ご招待、常連さんには半額サービスなど、思い切ったオファーをしておく。

 

そうしてこれから打つチラシよりも上のサービスを提供しておく。

 

そうやって常に常連客への配慮を忘れないでいると、口コミを生み出すことも出来るし、無料オファーや割引クーポンで常連客を失うことも減るだろう。

 

こういうのをロイヤルカスタマー戦略などと呼ぶが、とにかく常連客をひいきして、それによって顧客を大事にすると言うことを体現するわけだ。

 



早い人ほど得をする仕組みを作る

ロイヤルカスタマー戦略というのは、先にお客さんになってくれた人を優遇するというのが一つのコンセプトだ。

 

つまりお店の経営を支えてくれたお客さんを様々な形で優遇すると言うことであるが、今度はそれを集客にも当てはめてみる。

 

つまり「速く行動してくれた人に賞品を付ける」と言う戦略をやるってことだ。

 

見込み客に行動を起こしてもらうための智恵としては、

  • 無料オファーや割引クーポンに限定数を設定する
  • 期間限定でオファーする
と言う方法があったわけだが、ここにさらに段階を作る。

 

つまり普通のオファーとさらに良いオファーを2つ作って、早く行動してくれた人には良い方のオファーを与えるということだ。

 

たとえば

  • 期間限定で割引クーポン
  • さらに先着30名様には特別プレゼント
と言う風にやるわけである。

 

もちろんこれだけでは、31人目以降の人は損した気になるので、実際にはもう少したくさんプレゼントを用意しておけばよいし、間に合わなかった人のために、別のプレゼントも考えておけばいい。

 

もらえるモノは違っても、何かもらえるのと何にももらえないのでは全然違うしね。

 

こういう仕掛けをすることによって、本当に興味のある見込み客を引き寄せることが出来るはず。

 

お歳暮やお中元などの早期割引なんかもこの手かもね。

 

どのみちお歳暮やお中元を贈るなら、早めにウチでどうぞ、…と言うことで囲い込みを図るわけだ。

 

NEXT:無料プレゼントもチラシでしっかり見せる


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