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広告を作る3つのステップ
チラシやセールスレターの書き方、具体的な書き方に入る前に、一度ここまでをまとめておく。
まず最初は広告作りの3ステップだ。
反応のある広告を作るには
- 見込み客の注意を引く
- 見込み客の関心を保つ
- 見込み客に、こちらの望む行動を起こしてもらう
なので広告の構成は当然、次の3つの部分で構成すれば良いと言うことになる。
- 注意を引く→広告の見出し(ヘッダー)
- 関心を保つ→本文やヴィジュアル(画像)
- 行動を起こしてもらう→フッター
見込み客の注意が引けないチラシはすぐにゴミ箱行きだし、新聞広告や雑誌広告なら他の広告に目が移る。
人間は自分に関係あるかどうかを3秒以内で判断すると言うが、チラシの場合は見出しをチラッと見て、関心が湧かなければそこで終了。
なので見出しでは、見込み客の注意を引くようなフレーズを使うべし。
キャッチコピーを書く時に気を付けるべき事
見出しを書くときに気を付けることは、ケープルズによると次の5つである。
- ベネフィット(得になること)を必ず書くこと
- 新情報があれば書くこと
- 好奇心をそそるフレーズは単独では使わないこと
- プラス面や明るい話を書くこと
- 手っ取り早く簡単であることを具体的に示すこと
お客さんが買って得することっていったい何なのか。
これがつまりお客さんが、その商品やサービスを購入する理由って事になる。
これは別名「訴求ポイント」とも言い換えられるが、訴求ポイントを必ず見出し・ヘッドライン・キャッチコピーに書き入れる。
その訴求ポイントは何も価格に限らない。
- 「コレを買うのが賢い選択ですよ」(理性訴求)
- 「コレを買うと楽しい毎日になりますよ」(情緒訴求)
- 「コレを買うと不安がなくなりますよ」(恐怖訴求)
- 「これを買わないと、損しますよ」(否定訴求)
ただし、訴求ポイントというのはターゲット顧客・見込み顧客にピッタリ合っていないと、売り上げにはつながりにくい。
年配者をターゲットにする場合と若者をターゲットにする場合では、同じ訴求ポイントでも反応は全然変わってくる。
なので必ず何らかのテストをして反応が良かった訴求ポイントを採用するべしということになる。
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