記事広告。記事にそっくりに作った広告
新聞や雑誌を見ていると、記事そっくりの広告ページがあることに気が付く。
記事そっくりだから新聞や雑誌の記事と同じように読んでいくと、途中から商品名が出てきて、下半分はその商品の宣伝になっていたりする。
こういうのを「記事広告」といって、記事の上下にはちゃんと<記事広告>と書いてある。
記事広告というのは、かなり効果がある広告らしい。
というのも新聞や雑誌の1ページをまるまる使う「全面広告」というタイプだから、掲載料は普通の広告と比べると5倍や10倍はかかるはずだから。
勝算なくそんな大金を投じる事が出来るわけはない。
大金を投じて出稿できるからには、それなりの反応があるのが確実だからだろう。
ただし記事広告・記事風広告をそこそこの広告料で出せる媒体というのもある。
たとえばギター雑誌、裁縫雑誌、赤ちゃん雑誌、…などというかなりカテゴリーが絞られた専門雑誌。
それからタウンニュースなどの無料の地域情報紙などなら、10万だとか20万くらいで記事広告を出すことが可能である。
そう言う媒体に広告を出すのであれば、記事風広告出稿も検討すべきかも知れない。
記事風広告の作り方
記事風広告の作り方としては、3つのパートに分けて考えると良いという。
どういうパートかというと純粋に新情報のみのパート新情報に絡めた自社商品・サービスのパート自社商品・サービスの説明のみのパート…ということである。
つまりまず、読者の知らない事実について記事風の紹介文で読者の関心を引いて、次に自社の商品やサービスがその新事実にどう関係するのか説明していくわけだ。
最後は自社商品やサービスの特徴や価格、支払い方法などにつなげていく。
最後はもちろん限定オファー、特価のお知らせ。
「この広告を見た人だけに特別価格」「今なら…」という限定オファーをする。
物語風広告
また記事風広告以外にも、物語風広告というのもある。
この商品やサービスがなぜ生まれたのか、それを物語風にして広告にする。
一見、イメージ広告のようにも思えるが、基本はモノやサービスを売るためのもので、商品やサービスの良さを物語で語るわけである。
物語風の広告の良さは、なぜその商品やサービスが生まれたのか、どういうところに苦労して、何を工夫しているのか、商品やサービスのポリシーが分かるということだ。
それによって、他の商品やサービスとの差別化ができて、他の商品より多少高くても購入する価値があると言うことを、お客さんに分かってもらえるわけである。
「やずや」のCMとか、「山田養蜂場」のCMなどは、まさに物語風の作りになっているので、物語風広告を作るには、あれを参考にして物語を作ればよい。
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