広告にはなぜ人の顔写真が入っているのか?
チラシに載せる写真や画像、一体どういうモノを載せればいいのか?ケープルズによると「人の顔写真」だという。
チラシに顔写真が載っているのと載っていないのとでは、目を引く度合いが違うというのだ。
そしてそれは、写真の大きさに寄らないと言う。
これがたとえば風景の写真であれば、小さな写真では目を引きにくい。
と言うのも風景写真では、細部の様子がわからないから。
ところが人間の顔写真であると、ただこちらを見ているだけの顔写真であっても、目がどうしてもそこに向いてしまうと言う。
人の顔なら、小指の爪くらいの大きさの顔写真でも雰囲気はわかるし、誰だとか、どこを見ているのかなどもすぐわかってしまう。
またアゴからまゆ毛の上くらいまでの写真でも、それがわかってしまう。
少ないパーツだけで、雰囲気がわかってしまうわけだな。
つまり人間って他人の顔に敏感に反応するし、わずかな情報で表情や気分を読みとれるので、チラシや広告に載せるなら顔写真と言うことらしい。
そう言えば怪しい幸福を呼ぶペンダント、なんて言う広告にも、「これで恋人が出来ました!」「宝くじが当たりました!」なんていう真偽不明の嘘くさい情報が載っているけど、アレをついつい読んでしまうのは、すぐ横に小さな顔写真が載っているからなんでしょうね。
顔写真で目を引き、文章を読んでもらう
チラシや広告に画像を入れるなら、とにかく人の顔。
人間というのは人の顔につい反応する。
そう言う習性があるらしい。
なので読んでもらいたいような文章のすぐ横に、小さな人の顔でも配置すれば講読率が上がるはず。
こういう方法は、怪しいペンダントなどの広告でよく見る。
小指くらいの大きさの人の顔写真があって、その横に「このペンダントで恋人が出来ました!」…などと書いてあるような広告。
あれって相当嘘くさいしサクラだとわかっているけど、ついつい読んでしまうんですよね。
なので読ませたい文章があったら、似たようなことをすればいい。
これはホームページのようなものでも実は効果がある。
というのも、PPC広告で禁止になった方法だから。
PPC広告(ペイ・パー・クリック)というのは、ヤフーやグーグルで検索すると、検索結果の上や右横にいつくか広告が出るでしょ?あれがクリック型広告、PPC広告というヤツです。
あれはクリックされると広告主が広告費を払う仕組みだが、数年前、広告のすぐ左や下に画像を並べると、クリック率が上がるというので、画像を広告のすぐ横に並べる人が増えた。
それでクリック率がやたらと上がってしまったので広告会社側が禁止にしてしまったという技。
禁止されると言うことは、逆に言うと、それだけ有効な方法だと言うことだから、チラシや広告などでどうしても読んでもらいたい文章があれば、その横に小さな画像を置けばよいと言うことになるワケですね。
NEXT:リーダーズダイジェストに学べ?