別の何かと補完関係にないか考えてみる

財・商品の分類には、他の財・商品との関係によって、

  • 代替財と補完財
  • 上級財と下級財
というふうに分類される。

 

代替財(だいたいざい)というのは、ある商品の値段が上がったときに、替わりに消費が増える財・商品のことだ。

 

代替財がある場合、チラシやセールスレターには、代替財とどう違うのか、差別化が必要になるだろう。

 

これは競合商品があった場合も同様で、競合する別の商品とどう違うのか、それを示さなければならなくなる。

 

一方、補完財(ほかんざい)というのは、ある財の消費が増えたときに、他方の消費も増える財のこと。

 

たとえばiPhoneが大ヒットすると、iPhone用の保護シールだとか、iPhone用のカバーだとか、そう言うモノも売れるようになる。

 

有名バッグブランドなんかもiPad用のカバーやカバンを発売していて、iPadの本体が数万円なのに、10万円以上するカバーまである。

 

これはまあ、本体が売れたから、アクセサリー的なモノも売れるという例だが、足りないモノを補うという商品というのは、セールスレターも書きやすいはず。

 

子供が増えれば子供用品や子供向けサービスの需要が増えるし、年寄りが増えると年寄り向けの商品やサービスが増える。

 

そこで不足している商品を見つけることが出来れば、「近年、●●がふえてきていますよね」という風な書き出しでレターも書ける。

 

なので何かと補完関係にないかどうか、考えてみるのも必要だろう。

 

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