コピーとオファーをどう結びつければよいか?

リーダーズダイジェストの書き出し6つの型の次に紹介されているのは、オススメコピー13タイプというものだ。

 

正直言って、6つの書き出しと何が違うのか、一読しただけではよくわからない。

 

が、良く読んでみると、コピーの内容と、商品オファーとの連結方法に着目した書き方らしい。

 

つまり見出しとコピーとオファーを、どういう風に並べればいいのか、その当たりに焦点を当てて分類しているって事だ。

 

なので最初は単刀直入に、説明とオファーのみのコピーから始まる。

 

(1)単刀直入なコピーの例

これが本当に身体に優しい石けん。

 

可能な限り身体に無害な成分で作った石けん、試供品でまずお試しください。

 

ハーフサイズ1個500円、ワンコインのみ、送料無料でお試し頂けます。

 

見出しで商品の説明をして、本文ではいきなり試供品のオファーという構成。

 

(2)エピソード(教訓)からオファーにつながるコピーの例

普段着は落第
彼女とは仕事先で知り合いました。

 

そんな彼女とあるとき、デートの約束を。

 

しかしデートに着ていった服装があまりにダサかったのか、それ一回でまた普通の仕事関係のつきあいに逆戻り。

 

こんな事ならもっとファッションを学んでおくべきだったと後悔したのは言うまでもありません。

 

→(カジュアルウエアの宣伝、またはファッション講座の宣伝)

これはコピーの書き出しは「体験談」でスタートするのだが、それを教訓として商品やサービスを紹介するパターンだ。

 

「しくじった」→「こんなことなら、アレを手に入れておくべきだった」というパターン。

 



商品の開発秘話や苦労を語る広告

13のオススメコピー、その3は製造者が消費者に語りかけるコピー。

 

商品がどれくらい素晴らしいものか、何を目的に作ったものなのか、切々と消費者に語りかける。

 

そのあとで試供品のオファーをするというパターン。

 

商品開発の苦労やエピソードを紹介した広告は、最近は当たり前になってきた感じだが、昔からずっと効果があったらしい。

 

人間は物語に弱く、物語調の文章には引き込まれやすい。

 

だから開発秘話を物語風にして語ると、商品に対する興味や関心を引くことが出来る…という理解をしている本もあるね。

 

特に新しい商品を出す際には、なぜその商品が開発されたのか、その辺の事情がないと、商品の特徴がよくわからないので、開発秘話は必須かも。

 

(3)You and Meパターン

ようやく皆様に提供できる石けんになりました。

 

この石けんの開発を始めたのは、今から約5年ほど前の2006年の夏のこと。

 

当時、娘から「お父さん、臭い」と言われてずっと困っていたのです。

 

石けんメーカーの開発部員でありながら、自分の加齢臭すら解決できない。

 

これは何とかしなければ、と研究を重ねていたのですが、なかなか上手くいきません。

 

そんなある日、柿渋に皮膚の毛穴を引き締める効果があると聴き、石けんに使えないかとひらめいたのです。

 

ところがこの柿渋というのがやっかいで…こうして出来た石けん、今ならハーフサイズ試供品を500円でおわけいたします。

 

もちろん送料はいただきません。

 

この機会に私の開発した石けんをおためしください。

 

商品の開発というのは、紆余曲折があって、さらに売れるまでにまた紆余曲折がある。

 

それを物語風にまとめたコピーと言うことだな。

 

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